雨漏りが起きやすい場所
雨漏りの原因箇所を知る
雨漏りは様々な場所から発生します。原因箇所を知ることで、早期発見・早期対応が可能になります。ここでは雨漏りが起きやすい代表的な箇所をご紹介します。
1. 棟（むね）
屋根の頂上部分である棟は、雨漏りの原因になりやすい箇所の代表格です。
チェックポイント
- 漆喰が剥がれていないか
- 棟瓦がズレていないか
- 棟の下の土が見えていないか
2. 谷（たに）
屋根の面と面が合わさる凹部分です。雨水が集まりやすく、劣化しやすい箇所です。
チェックポイント
- 谷板金に錆がないか
- 谷に落ち葉などが溜まっていないか
- 谷板金に穴が開いていないか
3. 壁際（かべぎわ）
屋根と壁が接する部分です。シーリングや漆喰の劣化で雨水が侵入することがあります。
チェックポイント
- 壁際の漆喰が剥がれていないか
- シーリングにひび割れがないか
- 壁際の板金に隙間がないか
4. 軒先（のきさき）
屋根の先端部分です。風雨にさらされやすく、劣化しやすい箇所です。
チェックポイント
- 軒先の瓦がズレていないか
- 雨樋が詰まっていないか
- 軒天に変色やシミがないか
5. 天窓・換気口まわり
天窓や換気口など、屋根に開口部がある場合は、そのまわりから雨漏りすることがあります。
チェックポイント
- 天窓まわりのシーリングが劣化していないか
- 換気口まわりに隙間がないか
- 水切り板金に問題がないか
早期発見のために
雨漏りは放置すると建物の構造にダメージを与え、修繕費用が高額になることがあります。以下のような症状が見られたら、早めにご相談ください。
- 天井にシミができた
- 壁紙が剥がれてきた
- カビ臭い匂いがする
- 雨の日に水滴が落ちてくる